舘ひろしさんは、「西部警察」や「危ない刑事」などで活躍してきました。
大型バイクに跨り、いつも拳銃を撃ちながら犯人を追い詰めている刑事ドラマの印象がとても強く、スタイリッシュで頼れる役柄の俳優として知られています。
>>以前はメディアに頻繁に出演していたけど、最近めっきり見ないよね!<<
と、巷でささやかれているようですが、なぜでしょうか?
そんな疑問と現在の活動状況ついて解説してみます。
この記事で分かること
・最近めっきり見かけなくなった3つの理由とは?
・現在の活動状況はどうしているの?
それ程時間はかからないので最後までお付き合いください。
舘ひろしを最近見ない3つの理由!
プロフィール
1950年3月31日生まれ、愛知県出身。1975年にオートバイチーム・クールスを結成し、レコードデビュー。1976年に「暴力教室」で銀幕デビューを飾った。「西部警察」シリーズや「あぶない刑事」シリーズで知られる。2024年1月19日公開の「ゴールデンカムイ」には元新選組・土方歳三役で参加した。柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルと共演する「帰ってきたあぶない刑事」は2024年5月24日に公開。
石原プロモーション所属で解散後現在は舘プロを設立。
なぜ、>>以前はメディアに頻繁に出演していたけど、最近めっきり見ないよね!<<
と、いわれるのでしょうか?
そんな理由について見ていきましょう。
最近見ない理由①:当たり役の刑事ドラマがない!
日本テレビ
あぶない刑事シリーズ
あぶない刑事(1986年10月 – 1987年9月)
もっとあぶない刑事(1988年10月 – 1989年3月)
あぶない刑事フォーエヴァー TVスペシャル’98(1998年8月28日)
テレビ朝日
西部警察シリーズ
西部警察 PART1(1979年10月 – 1980年5月、1981年12月 – 1982年4月)
西部警察 PART-II(1982年5月 – 1983年3月)
西部警察 PART-III(1983年4月 – 1984年10月)
テレビ朝日開局45周年記念作品・ 西部警察 SPECIAL(2004年10月31日)
主な刑事役のドラマですがほんの一部です。
『西部警察』シリーズ終了後のテレビドラマではバイクにまたがる役柄は減りました。
『あぶない刑事』シリーズでは、クライマックスシーンでハーレーなど大型バイクに乗りショットガンを構える姿が「十八番」となっていました。
見ている方は少々心配ですが、相棒役の柴田恭兵さんとともに還暦以降も激しいアクションシーンを披露しています。
この舘ひろしさんの代表作ともいえる2つの刑事ドラマですが、スカッとするアクションシーンと刑事仲間たちの熱いチームワークが印象的で、熱血漢を絵に描いたようなドラマでした。
また、舘ひろしさんは刑事ドラマにおける銃の扱い方にはこだわりが強く、「西部警察」の頃は撮影が終わってから、プロップガンを借りて、自宅でプロっぽい仕草を練習していたと当時を語っています。
さらに銃撃シーンで右手で銃を構える際に左手を胸に添える独特のスタイルについては
と語っていました。
ではなぜ、そんな刑事ドラマで活躍していた舘ひろしさんを最近見かけなくなった?
といわれるのでしょうか。
それは、アクションシーンメインの刑事ドラマが減り、「相棒シリーズ」や「古畑任三郎シリーズ」などのアクションではなく、
に主軸が移ってきたことがあげれれます。
また「科捜研の女シリーズ」や「ガリレオ」など
に変化していったことも理由です。
最近見ない理由②:新たに事務所を立ち上げたから!
2021年 石原プロ解散に伴い個人事務所を立ち上げ!
2021年1月の石原プロ解散に伴い同年3月に舘が設立を発表し、4月1日に営業を開始しました。
石原プロ時代のスタッフも移籍しているそうですが、舘ひろしさん自身は「社長と呼ばれるのは恥ずかしい」として経営には関与せず、1人目の所属俳優として活動するそうです。
石原プロ時代のスタイル運営ではなく、新たな路線で活躍していくようなので、今までの舘ひろしさんのスタイルではなくなった為、
と感じるのかもしれません。
最近見ない理由③:キャラを変えて役の幅が広がったから!
役の幅が広がったのに、テレビで見かけなくなったといわれるのはなぜ?
役の幅が広がって出演ドラマが多くなったにもかかわらず、見かけないといわれるのは視聴者の年齢層が変わったからといえるでしょう。
2007年放送の『パパとムスメの7日間』(TBSテレビ)で、新垣結衣さん扮する娘と体が入れ替わる父親役を演じ、
と役者として大きな転機になったと語っています。
ダンディーなキャラクターからの転換は賭けだったかもしれません
「西部警察」や「あぶない刑事」など数々の作品を経て、クールでダンディーなイメージを確立した舘ひろしさん。
しかし近年では、
などを表現豊かに演じています。
「『パパとムスメの7日間』(TBSテレビ)という、僕が女子高校生になっちゃうという作品が、たぶん俳優人生のなかで結構大きな割合を占めるというか。
最初お話をいただいたとき、
といわれたと回想しています。
きっとそれまでハードボイルドの僕を見ている、僕はそういう役が多かったものですから刑事役みたいな、そういう(作品のファンの)人はきっと見ないだろうと。
56歳の舘さんが演じることになったのは、高校生の娘と人格が入れ替わる父親。
覚悟を決めて、
に挑みました。
そして、女子高校生の微妙な動きも徹底的に研究したといいます。
「とにかくね、高校生を見るとずっと観察して、どういう風に動くんだろうとかね。『久しぶり』ってやるシーンがあって、高校生を見ていたら、必ず胸を前にやるんですね。こういうことをすごく研究してやりました。
それはそれで楽しかったと語っています。
今日この歳になるまで活躍し続けている舘ひろしさんは、この探求心を自分のなかにいかに落とし込めるかを、たえず考えているからかもしれません。
舘ひろしは2024現在何してる?
>>以前はメディアに頻繁に出演していたけど、最近めっきり見ないよね!<<
と言われる舘ひろしさんですが、2024時点の近況情報をお届けします。
映画やWOWOWで活躍しています。
それぞれ見ていきましょう。
①映画バージョン:あぶない刑事!
ハードボイルドな役を演じ続け ダンディーの代名詞になった舘ひろしさん。
これは刑事ドラマの印象が特に強く、かつての石原プロモーションのスタイルでした。
今年8年ぶりに新作が公開される「あぶない刑事」シリーズ。
横浜を舞台にした刑事アクションドラマで、舘さんの代表作のひとつです。
バディの柴田恭兵さんとの軽妙なかけあいや、ド派手なアクションで人気を集めてきたこの作品はご存じの通り。
70歳を超えてのハードな撮影に、
「大変ですよ、やっぱりハアハア言いますし、走れと言われてもそんなには走れませんし。今回のあぶない刑事はなんとか参加するのに必死で、周りも見ていられなかったという感じです。年を取ったわりにはよく頑張っているなというところが見所ではないかと思います」
よくぞ頑張ったなという感じでしょうか!
では、1986年の連続ドラマのスタートから38年もの間、愛されてきた秘訣はいったい何なのでしょう?
「あの当時1980年代だと思うんですが、刑事ドラマはずっと悲壮感を持って進んでいくっていう、その悲壮感を全く否定したのがこの作品だったんですね。
時は昭和バブル時代の1980年中期、刑事がデザイナーズブランドのスーツを着こなして銃を片手に捜査するスタイルとは、
それがずっと今のあぶない刑事まで続いているのが秘訣だと語られています。
また近作品は往年のファンにとっては、待ってました!と手をたたきたくなるような出来栄えです。
どうぞ大迫力の劇場でご覧ください!
などと番宣のようにってしまいましたが、舘ひろしさんの魅力がたっぷりと詰まった、究極の娯楽エンターテイメントといえるのではないでしょうか。
②WOWOW:ゴールデンカムイ!
舘ひろしさんは、現在WOWOWで配信中の「ゴールデンカムイ」でも、その姿をみることができます。
数々の死線をくぐりぬけ、戊辰戦争では旧幕府軍側の指揮官のひとりとして前線を駆け続けたが、函館の五稜郭で最期を遂げたとされている土方歳三。
そんな、土方を演じている舘ひろしさん。
もしも土方のような人物が明治という新しい時代まで生き続けていたら……。
『ゴールデンカムイ』では土方のこの「if=もしも」の姿を描いています。
この姿をどう演じるか?
と語る舘ひろしさん。
とも、語っています。
今回の「ゴールデンカムイ」では、
と語る舘さん。
いくつになっても作品に意欲的に取り組んでいく姿は見習うべき点だと感じました。
まとめ
【近況情報!】舘ひろしさんを最近見ない理由3選!2024現在何してる?を丁寧に応援も込めて解説してみました。
>>以前はメディアに頻繁に出演していたけど、最近めっきり見ないよね!<<
その理由をまとめると、
・最近見ない理由の一つは、十八番の刑事ドラマの出演がなくなったから!
・演技の幅を広げたことによる、視聴者の年齢層が変化したから!
・2024現在、往年のファンには嬉しい「危ない刑事シリーズ」映画バージョンにて活躍中!
・2024「ゴールデンカムイ」でも舘ひろし流の魅力的な、土方歳三を演じている!
と、いうことになります。
いくつになっても、舘ひろしさんを応援したいですね。
最後まで目を通してくれてありがとうございました。
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